葉酸サプリのおすすめ16選！葉酸の効果や服用期間がいつまでか、サプリを選ぶときのコツを解説

葉酸サプリとは、妊活期〜妊娠中〜産後までに不足しがちな葉酸を補給できるアイテムです。
しかし、市販品も多くさまざまな種類があるのでどれを選べばいいのか分からない人も多いと思います。 そこで今回は、おすすめの葉酸サプリをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

先輩ママに人気の葉酸サプリ
厳選5種類を紹介

葉酸サプリは、なぜ妊娠中に必要なのでしょうか。

まずは、妊活や妊娠に葉酸がどのように関係するのかをチェックしてみてください。

葉酸とは

葉酸とは、水溶性ビタミンの一種です。

赤血球を作り出したり、細胞分裂に必要なDNA合成を促進したりします。

赤血球や細胞分裂は胎児の成長に必要不可欠であるため、葉酸は積極的な摂取が勧められているのです。

ただし、葉酸は妊活中や妊娠中の女性だけでなく、子供から大人まで幅広い年代に必要な栄養素であることを覚えておきましょう。

先天性異常の予防や母体の健康維持にも役立つ

葉酸が幅広い年代、特に妊活から妊娠後にかけて必要な栄養素であることはおわかりいただけたと思います。

次は、葉酸が具体的にどのような効果を秘めているのかチェックしてみてください。

効果1.神経管閉鎖障害の予防効果

葉酸を妊娠前から妊娠初期に摂取していると、神経管閉鎖障害の予防効果があると言われています。

神経管閉鎖障害とは先天性異常の1つで、脳や脊髄になる神経管が上手に作れない病気です。

生まれたときに腰部に腫瘍があることも多く、運動機能や排泄機能に影響を及ぼします。

葉酸を妊娠前から妊娠初期にかけて十分に摂取しておくことで、発症リスクを軽減できると言われている病気です。

効果2.貧血の予防効果

葉酸には、貧血の予防効果があります。

妊娠すると、胎児を成長させるために血液量を増やすので貧血になりやすいです。

今までの栄養補給では足りない場合があるので、葉酸を摂取して貧血を予防しましょう。

鉄分やビタミンCといった、他の栄養素と一緒に摂取することでより効果が見込めます。

効果3.早産リスクを低下させる効果も期待できる

葉酸は、早産リスクを低下させる効果もあるのが特徴です。

ホモシステインという血中のアミノ酸が蓄積すると、妊娠高血圧症候群を発症する可能性が高まります。

参考：松山赤十字病院｜妊娠高血圧症候群
ヒロクリニック｜妊娠中毒症と妊娠高血圧症候群の違いについて【医師監修】

葉酸やビタミンB群といった栄養素には、ホモシステインの代謝を促進する効果があり、体内に蓄積させないようにできます。

そうすると妊娠高血圧症候群を防ぎやすいので、積極的に摂取するのがおすすめです。

妊活中や妊娠初期だけでなく、妊娠している間は継続的に葉酸を摂取してホモシステインの代謝を促進させましょう。

参考：冬城産婦人科医院｜胎盤関連産科合併症・早産の予防としてのマルチビタミンサプリメント

葉酸サプリの使用は厚生労働省も勧告
いつからいつまで飲めばいい？

葉酸サプリは妊娠を望む女性の間では、比較的ポピュラーなアイテムとなってきました。

厚生労働省も、葉酸サプリを使って妊娠前〜妊娠中の栄養素を補給することを勧めています。

サプリで葉酸付加量を適切に補うことを提言

葉酸サプリの服用は、公的機関からも推奨されています。

正しい服用方法と量で、自身と赤ちゃんのプラスになるような使い方をしましょう。

特に、摂取量はオーバーしすぎないように注意してください。

日本でも2000年に厚生労働省から、妊娠の可能性がある女性が通常の食事からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日400μgの葉酸を摂取することによって胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減できる可能性についての通知が出されました。
引用：厚生労働省｜葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果

妊活期から出産後まで、どの時期にどのくらいの葉酸が必要かは以下の通りです。

※1 女性は非妊娠時の数値
※2 妊娠初期は妊娠11週前後まで

葉酸サプリはいつからいつまで飲む？

葉酸サプリは、妊活中から授乳中まで摂取できます。

ただし、公的機関から推奨されている期間は、妊活中から妊娠初期までです。

それ以降は必須ではないものの、継続しておくと安心。特に早産を回避するためにも、妊娠後期も積極的に摂取するのがおすすめです。

また、時期に合わせて葉酸サプリの種類を変えるのも勧められています。

諸外国の研究結果から神経管閉鎖障害のリスク低減のための葉酸の摂取時期はおよそ妊娠1か月以上前から妊娠３か月までとされています。
引用：厚生労働省｜葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果

葉酸を摂りすぎるとどうなる？
過剰摂取の危険性を解説

葉酸を過剰摂取してしまうと、胃の不快感・かゆみ・吐き気などの症状が出る可能性があります。

妊娠中は服用できる薬が少ないので、体調不良はできるだけ避けるべきです。

葉酸サプリは1日1000μg以上摂取しないように気をつけましょう。

ただし、基本的にはサプリの用法・容量を守って服用していれば問題ありません。

※妊活期～妊娠初期の付加量

葉酸サプリは付加量を効率よく補える

葉酸サプリは、1日1〜4粒飲むだけで付加量が摂取できます。

妊娠中は食欲がなかったり、つわりがあったりで思うように食べ物を食べられないこともあるでしょう。

サプリならば、最低限の葉酸を確保できるのがメリットです。

ただし過剰摂取にならないよう、飲み過ぎには気をつけましょう。

食事由来は過剰摂取の心配がない

サプリで葉酸を摂取するのに抵抗がある方は、なるべく食事で摂りたいと思うかもしれませんね。

実は、植物性由来の葉酸は、水溶性のため使われない分が排出されます。

また、サプリよりも摂取量を確保するのが大変なので、過剰摂取になる可能性が低いです。

ただし、付加量を補うだけでもかなりの量を食べなくてはなりません。

食事で240μg＋葉酸サプリなら無理なく摂れる

葉酸サプリと食材を組み合わせると、無理なく葉酸を摂取できます。

葉酸が多く含まれる食材は以下の通りです。

参考：厚生労働省｜不足しがちなビタミン・ミネラルを、「副菜」でたっぷりと
上記にない数値は文部科学省｜食品成分データベースで算出

葉酸は、ひとつの食材だけで摂取しようとするのではなく、果物や緑黄色野菜といった食材と組み合わせましょう。

また、1度の食事で一気に摂取するのは難しいので、3食でバランスよく摂取するのがおすすめです。

ただ、食事だけで付加量全てを補うのは無理があります。

そのため、妊活期から授乳期までの時期に合わせて、足りない分はサプリで補ってみてください。

おすすめ葉酸サプリを全部見る

自分に合った葉酸サプリはどれ？
気になるポイントごとに比較

葉酸サプリは種類がたくさんあるため、どれが自分に合っているのか分からない人もいるかもしれませんね。

以下に各サプリの特徴をまとめているので、自分に合っている種類を知りたい方は参考にしてみてください。

1.葉酸をしっかり摂りたい
葉酸が400μg以上入っているサプリ

これから授かる赤ちゃんや、生まれてくる赤ちゃんのためにも、葉酸をしっかり摂りたいとお考えの方も多いでしょう。

葉酸をしっかり摂取したいのならば、以下のポイントを意識してみてください。

葉酸が400μg以上含まれているものを選ぶ

葉酸をしっかり摂取したいならば、400μg以上あるサプリを選ぶのがおすすめです。

妊活期から妊娠初期までの付加量をクリアできるので、対策をしっかりとれるでしょう。

葉酸サプリの中には、800μg含まれているものもあります。

こちらはとにかく葉酸の量を重視する方や、食事量が少ない方におすすめです。

妊娠中期以降は過剰摂取に注意

妊娠4ヶ月からの妊娠中期以降は、葉酸の付加量が400μgから240μgまで減ります。

そのため用法と用量を守り、過剰摂取しないように気をつけましょう。

また、なるべく食事から葉酸を摂取するように意識するのがおすすめです。

葉酸がしっかり摂れるおすすめサプリ

2.他の栄養素もしっかり摂りたい
鉄やカルシウム、ビタミン類が入っているサプリ

妊娠中は葉酸だけでなく、さまざまな栄養素が必要になります。

さまざまな栄養素を確保したサプリならば、効率よく妊娠中の栄養補給ができておすすめです。

栄養素1.鉄

妊娠中は血流量が増えていくため、より多くの鉄が必要になります。

貧血を予防するためにも、積極的に鉄を摂取しましょう。

特に妊娠中期以降は、付加量が増加するため意識して摂取するのがおすすめです。

基本的にどの葉酸サプリにも鉄は含まれていますが、中でもヘム鉄の吸収効率が良いのでセレクトしてみてください。

※月経なし
参考：厚生労働省｜日本人の食事摂取基準（2020年版）

栄養素2.カルシウム

カルシウムも、妊娠中に摂取したい栄養素の1つです。

カルシウムは胎児の骨の形成に必要で、不足するとママの骨からカルシウムを分解してしまいます。

そうなると足がつってしまうなどのトラブルが起こるので、意識して摂取しましょう。

牛乳やチーズなどから摂取できますが、つわりや食欲のことを考えてサプリを用いるのもおすすめです。

栄養素3.ビタミンC

ビタミンCは、葉酸や鉄の吸収をサポートしてくれる成分です。

いくら葉酸を摂取したとしても、ビタミンCがなければ効率よく吸収できません。

ビタミンCはストレスがかかると消耗が激しくなるため、妊娠中は不足しがちです。

食事やサプリから意識して摂取してみてください。

栄養素4.ビタミンB12

ビタミンB12も、妊娠中に摂取しておきましょう。

葉酸と一緒に赤血球形成や神経機能の維持に役立つ成分です。

葉酸とダブルで摂取すれば、胎児の成長により効果的といえます。

栄養素5.ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムの吸収をサポートする成分。骨の健康・免疫機能の維持に役立つので、母体の健康維持に必要不可欠です。

妊娠中は身体に負担がかかりやすく、なおかつ飲める薬が少ないので予防が大切です。

ビタミンDで、母体の健康をキープしましょう。

葉酸と一緒に摂取したい栄養素

葉酸と一緒に摂取したい栄養素は、以下の通りです。

• 鉄
• カルシウム
• ビタミンC
• ビタミンB12
• ビタミンD

葉酸サプリを購入する際は表記をチェックして、これらが含まれているかを確認しましょう。

栄養成分が豊富なおすすめサプリ

3.過剰摂取は避けたい
時期別に配合量が変わるサプリ・天然葉酸のサプリ

過剰摂取が気になる場合は、時期別にラインナップされている葉酸サプリが必要です。

また、食事と同じ天然葉酸を配合したサプリも過剰摂取を防ぐ効果が期待できます。

時期別なら必要な分だけ葉酸が摂れる

時期別の葉酸サプリは、その時の体に必要な分だけ葉酸を摂取できます。

基本的に妊活期〜妊娠初期、中期〜後期、授乳中と分かれており、それぞれ配合量が異なるのが特徴です。

付加量を考慮しているので過剰摂取になりにくく、安心感を得やすいでしょう。

天然葉酸なら食事摂取と同じ

過剰摂取を気にするのであれば、天然葉酸もおすすめです。

食事由来の葉酸と同じ形なので過剰摂取を防ぎやすく、それに伴うリスクも回避しやすいといえます。

また、基本的に葉酸は食事で摂取して、足りない分はサプリで補いたいという方にぴったり。天然葉酸配合のサプリは吸収効率を考えて、800μg配合しているものがおすすめです。

過剰摂取になりにくいおすすめサプリ

4.安く抑えたい・定期便は避けたい
ドラッグストアで単品購入できるサプリ

葉酸サプリは決して安いアイテムではありません。

そのためなるべく費用をかけたくない方には、ドラッグストアや単品購入ができるものがおすすめです。

シンプルな設計の葉酸サプリが多い傾向

お得に葉酸サプリに挑戦しやすいドラッグストア製品や、単品販売品はシンプルな設計が多い傾向にあります。

例えば葉酸・鉄・カルシウムなど、必要最低限の成分配合にとどめているものなどです。

そのため、美容成分も欲しいなどプラスαの効果を求める方にはあまりおすすめできません。

ただし、必要な栄養素だけを補いたい方にはおすすめです。

手軽にお試しできるのも魅力

市販品で購入できる葉酸サプリは、少量パックも用意されていることもあります。

10日分など、少量パックで葉酸サプリを試してみたい方におすすめです。

ただし、在庫切れで購入できない可能性があるので、ストックを常にキープしておきましょう。

ドラッグストアでも買えるおすすめサプリ

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葉酸サプリを選ぶときのポイント
料金や解約条件、安全性に注目

葉酸サプリを選ぶ場合は、さまざまなポイントをチェックしましょう。

以下に選び方のポイントをまとめてました。サプリを選ぶときの参考にしてみてください。

1.無理なく継続できる価格のサプリを選ぶ

葉酸サプリは継続的に服用すると効果的なので、無理なく続けられる価格のものを選びましょう。

製品によって内容量と価格が異なるため、1日あたりの価格に換算して比較してみてください。

また、定期便やまとめ買いだと割引になる場合もあります。

2.栄養素の配合量が具体的に記載されているサプリを選ぶ

サプリメントにはさまざまな栄養素が含まれています。

葉酸以外の栄養素に関しても、具体的に量が記載されているものを選びましょう。

「豊富」「たっぷり」といった言葉でごまかさず、配合量に関して細かく記載しているものがおすすめです。

3.GMP認定工場で製造されたサプリを選ぶ

画像出典：ママニック

サプリの安全性が気になる方には、GMP認定工場で製造されている葉酸サプリがおすすめです。

GMPマークは健康補助食品に対してつけられるマーク。その製品が製造に関する工程で一定の安全性を確保している工場で作られていることを示します。

そのため、葉酸サプリを選ぶ際はGMPマークに注目してみてください。

4.解約や休止がしやすいサプリを選ぶ

葉酸サプリの中には、定期の解約手続きが難しい場合もあります。

そのため、なるべく解約や休止がしやすいサプリを選びましょう。

マイページやLINEから簡単に手続きできると、便利です。

また、妊娠中はサプリ自体を飲むのが辛くなる場合があります。

そのため、定期の縛りがないサプリメントだと気軽にスタートできるでしょう。

5.添加物が気になる方は無添加のサプリを選ぶ

添加物を期にしている方は、無添加のサプリを選びましょう。

保存料・着色料といった食品添加物を使っていないサプリだと、安心感があります。

ただし、添加物を使っているからといって粗悪なわけではありません。

それでも気にされるのであれば、無添加のものを選んでみてください。

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全16種類をご紹介

葉酸は妊娠前から摂り始めるのがおすすめ
サプリを活用してしっかり栄養補給を

葉酸は、妊娠前から摂取するのがおすすめです。

産後の授乳期も摂取することで、お母さんと赤ちゃんの健康を考慮できるでしょう。

さまざまな葉酸サプリが販売されており、価格やプランもさまざまです。

そのため、気になった商品を比較して、自分にぴったりな葉酸サプリをチェックしてみてください。

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